前に書いたキャンピングカーで電気を不便なく使うために導入したEcoFlowのDELTA2、期待した通りの活躍で奥さんも満足げなのですが、その分増えた、発電機を稼働していない時の電気使用。結局、明け方にDELTA2が「限界です~」とアラームを鳴らしてシャットダウンするという、ある意味、今までと同じ状況が繰り返すことになりました。人間には電気が必要なのです。
マキタって?
以前モバイルバッテリーについて調べている時に、工具メーカーのマキタのバッテリーをモバイルバッテリー代わりに使うというものを見たことがあり、ずっと気になっていました。
私は普段、工具を使うことがあまりなく、マキタの製品に触れることもなかったのですが、コードレス掃除機を買おうと調べている時にマキタの製品も出てきました。
マキタ製品は買うのが難しい
マキタの掃除機もいいのかと調べているうちに、おかしなことに気が付きました。安い製品があってこれいいなと思うと、「別売り」とか「本体のみ」とか見慣れない文字がついているのです。コードレス掃除機って買って充電したらすぐ使えるもんじゃないのかと混乱しました。
また製品の性能表示も型番が書いてあってその横に何分というような表示でこれもよくわかりませんでした。
マキタはバッテリーが中心になってる?
やっと気が付きました。マキタの製品って、バッテリーを中心に作られてるんです。
で、バッテリーと充電器の値段を調べたらすごくお高い!
で、ちょっといいなと思い始めていたマキタのコードレス掃除機を買ったのですが、その掃除機はバッテリー内臓の普通のコードレス掃除機だったのです。
考え方が間違ってる?
買ってから気が付きました。マキタの製品の利点。一旦お高いバッテリーと充電器を買えば、そのバッテリーを付ければ使える製品が比較的お安く買えるってことに。
今まではバッテリー込みの製品を使ってきたのですが、バッテリー代金も一緒に支払ってきました。下手すればバッテリーが駄目になれば、その製品自体がだめになってしまう感じです。
更に、マキタのバッテリーは使い回せるので、使う時にガチャンとバッテリーを接続すればいいので、いくつもバッテリーを持っていなくても、色々な製品が使えるのです。持っている最小限のバッテリーの充電管理さえすれば、不自由を感じずにコードレス機器を使えるということです。
あー、時すでに遅し。コードレス掃除機はマキタの製品でありながら、マキタの特性を活かせていない物でした。もちろんお気に入りで使っていますが、このコードレス掃除機のバッテリー管理は、このコードレス掃除機のためだけに考えなくてはなりません。いつでも、充電しとかなくちゃと気を使ったり、コードレス掃除機の置き場所をコンセントの近くにして、置かなければならなかったり。ちゃんとマキタ製品の利点を理解していればこんな苦労はありませんでした。蛇足ですが、コードレス掃除機のバッテリーが切れて、もうちょっと掃除したかったのにという場面でも、マキタのバッテリーが付け替えられるコードレス掃除機ならば、もう一つのバッテリーに付け替えれば、掃除を続けることができます。これって実はすごいアイデアだなと思いますし、自分の求めているものだなと思いました。
バッテリーは使っていなくても劣化していくものなので、この考え方はすごいのかもしれません。一番お高いところを使い回せると管理も楽になります。
マキタのバッテリーのすごさ
ここまで、マキタに感動して書いてきてしまいましたが、ここでもう一つ私がマキタに惚れ込んできてしまった理由を書きます。それはバッテリーの凄さです。
DELTA2の時でも書きましたが、私が今、一番不便に感じているのが、他の機器に電気を供給するバッテリーへの充電の遅さです。大した容量でもないモバイルバッテリーでも充電をすると8時間くらいかかったりします。そのモバイルバッテリーからスマホにこんなに早く充電できますと謳っていても、モバイルバッテリーへの充電に時間がかかれば、モバイルバッテリーの管理が大変ですし、使用頻度が高くなると結局使い物になりません。
その点、マキタのバッテリーは急速充電を売りにしています。急速充電と言っても、DELTA2と同じくらい、異世界レベルの速さです。
マキタのことを書いてきました、まだ書きたいこともありますし、その後の顛末もありますので、このあとは次回にします。