日本国内ではあまり見かけることのないキャンピングカーの形態です。海外ではピックアップトラックの荷台に居住用キャンパーシェルを乗せるタイプが多い気がしますが、日本では軽トラの荷台に居住用キャンパーシェルを乗せているトラキャンのほうが見かける頻度は高い気がします。
トラキャンのメリット
- 広い居住スペース
トラキャンは、トラックの荷台部分を利用しているため、広い居住スペースを確保できます。リビングスペースや寝室、トイレなど、キャンピングカーに必要な設備を備えているものが多く、快適な旅をすることができます。 - 乗り心地がいい
居住用キャンパーシェルを載せているトラックの乗り心地で移動できるため、ピックアップトラックに乗せている場合などは移動時も快適でしょう。 - 普段遣いがしやす
居住用キャンパーシェルの脱着ができるため、旅行していないときには通常のトラックとしての利用ができます。もちろん荷物を積むことも可能です。
トラキャンのデメリット
- 乗り降りが大変
トラックの荷台に居住用キャンパーシェルを載せているため、出入り口まで高さがありその他のキャンピングカーに比べると乗り降りが大変です。 - 荷物の積み下ろしが大変
1番にも関連しますが、トラキャンの居住用キャンパーシェルの出入り口は高いところにあるため、荷物の積み下ろしが大変というデメリットがあります。特に、荷物が重い場合は、危険を伴うことがあります。また、荷物の取り出しや整理整頓も大変であるため、手間がかかることがあります。 - 運転に熟練が必要
トラキャンは、トラックの荷台に通常よりもかなり背の高い荷物(居住用キャンパーシェル)を積んでいるため、運転に熟練が必要となることがあります。 - 横風に弱い
形状がキャブコンに近い形になること、居住用キャンパーシェルが高い位置に設置されていることから、車の重心が高い位置にきます。そのため走行しているときには比較的不安定な状態となります。