キャンピングカーで快適な旅をするには絶対に必要なものがいくつかありますが、そのうちの一つが電気です。電気は普段の生活でも色々なものに利用されています。もちろんキャンピングカーでも利用できれば便利です。
キャンピングカーにはベース車両でエンジン始動などに使われるバッテリーの他にサブバッテリーと呼ばれる居住空間で使うためのバッテリーが搭載されています。この
今回はそんな電気のお話です。
キャンピングカーで電気は何に使っている?
居住空間で使われている電気についてあげてみます。
- 照明
居住空間の中で生活をするのに照明は欠かせません。それも一つだけではなく、何箇所かに照明が設置されています。 - 水道
キャンピングカーの水道はポンプでポリタンクの水を汲み上げて蛇口から出しています。そのポンプを動かすのに電気が必要です。 - 冷蔵庫
何かと便利な冷蔵庫もたくさん電気を使います。 - トイレ
水洗トイレが設置されている場合、こちらも水をポンプで汲み上げてトイレに流しているため電気が必要です。 - 暖房
ベバスト製のFFファンヒーターが設置されている場合、駆動するのに電気が必要になります。 - 冷房
エアコンが設置されている場合、エアコンも電気を使います。 - 電子レンジやオーブントースター
これらの調理器具を使うときにも電気を使います。 - 電気ケトル
お湯を沸かすときに電気ケトルを使う場合には当たり前ですが電気が必要です。 - IT機器
スマホやタブレット、パソコン、モバイルルーターなどを充電するのに電気が必要です。 - カメラ等
充電がなくなれば充電が必要となります。 - その他
電気毛布を利用する場合等も電気が必要です。

サブバッテリーとは
キャンピングカーにはベース車両のエンジン始動等に使うバッテリーの他に、居住空間の電気を賄うサブバッテリーというものが搭載されています。
サブバッテリーはディープサイクルバッテリーが使用されます。ディープサイクルバッテリーはエンジン始動用のバッテリーと同じ鉛バッテリーなのですが、容量ギリギリまでの放電に繰り返し耐えることができるように作られています。容量もエンジン始動用のバッテリーより大きいものを使います。
最近ではディープサイクルバッテリーの代わりにリチウムイオン電池を使う場合も出てきています。
キャンピングカーは大体電力不足
上記のサブバッテリーを使っていても人間の欲は限りない?ので、キャンピングカーの旅ではいつでも電気の不足のことを考えながらということになります。普段家の中ではコンセントから必要なだけ電気が供給されますが、キャンピングカーのコンセントから供給される電気は、サブバッテリーからチューチュー吸われているものなのです。サブバッテリーに充電されている電気はどんどん減っていきます。
サブバッテリーの電気が尽きたらどうなるのか
冷蔵庫が止まります。中に要冷蔵のものが入っていれば腐ります。
照明がつかなくなります。真っ暗です。
トイレが流れなくなります。ペットボトルの水で流すことになります。
暖房が止まります。凍えます。
水道が使えなくなります。不便です。
等々しゃれにならない影響が出てしまいます。
サブバッテリーはどうやって充電する?
大事な大事なサブバッテリーに充電するのに一番使われるのは走行充電です。キャンピングカーを走らせているときに車が発電した電気で充電します。長い距離を移動しているときには威力を発揮しますが、目的地でちょこちょこ移動しながらの旅では十分な充電は期待できません。
家で充電することもできます。家のコンセントをキャンピングカーの外部電力コンセントに繋ぐとサブバッテリーが充電されます。しかし旅先では無理ですね。
ソーラーパネルからの充電をされている方もいます。しかしこれですべての充電が賄われるということはありません。
その他にもサブバッテリーの充電方法はあります。私達のキャンピングカーの場合の話はまたにします。
以上キャンピングカーでの旅行には電気が絶対必要というお話でした。